若い世代にこそ伝えたい!靴磨きのススメ。
靴の手入れしてますか??
今回は革靴磨きをしたことがない、してみたいけど面倒くさそう、と思っている方に向けて
ぼくが感じた、靴磨きをしたことで得られるメリットをシェアしていきたいと思います。
革靴を持っていない方でもスニーカーの手入れに通ずる点も多いのでぜひ!
靴磨きを始めてから3年ほどの初心者なのでやり方については他の方を参考にしていただけると、、、
とくにYouTubeで靴磨きに特化して動画を配信されている『靴磨き芸人奥野の兎にも角にも靴磨き』という方の動画がとても分かりやすく解説されてるのでオススメです。
どんなメリットがあるの??
ぼくが靴磨きをしてきて感じているメリットは
- 長持ちする
- 愛着がわく
- 趣味として語れる
- 没頭できる
- 渋い
- お金がかかるのは初期投資だけ
以上の6つです。
ひとつひとつ説明していきましょう。
1.長持ちする
靴磨きをする上での最大のメリットがこれ。
もちろん革の質や製法によって履き続けられる年数は変わってきますが、安い靴でも靴磨きをするとしないでは靴の寿命がめちゃくちゃ変わってきます。
この理由は個人的に2つあると思っていて、
1つは靴磨きをすることによって実際に革の状態をよくしているから。
2つ目が次の項目。
2.愛着がわく
靴が長持ちする理由でもあるメリットその2です。
靴磨きをするようになると、磨いている間はもちろん、普段からその靴を見てそろそろ磨くころかな?と意識するようになります。
人が人をどれだけ好きかはその人のことを考えた時間による、とも言われている通り、対象が靴でも同じことです。
自分の靴のことを考える時間が増えて、その分愛着がわいてきます。
3.趣味として語れる
これはオマケみたいなものですが、割と話のタネになったりしてくれます。
ぼくはまだ大学生なので周りにそこまで革靴に深い知識を持っている人って少ないんですよね。
なのでちょっとだけ珍しがられます。ほんとにちょ~~っとだけ。それ以上でもそれ以下でもありません。
面白いことがあったとすれば、ワックスの艶出しをする時にストッキングが一番適していると故・落合正勝氏の『男の服装術』にかいてあったので女友達に頼んだらその話が変に広まって大恥をかいたくらいです。笑われながらもストッキングは無事調達できました。
4.没頭できる
ぼくの語彙力不足でうまい言葉が思い付きませんでした。
要は没頭できる→余計なことを考えなくなるので
今日はなんかモヤモヤするな~とかイライラするな~って時にそういう思考をシャットアウトしてくれる、ということです。
上手く伝えらなくて申し訳ないのですが、このメリットはぼくにとって結構大きいものだと感じています。
5.渋い
これはオマケのオマケみたいなものです。
靴磨きしてる人って渋く見えますよね。
実際に行ったことはないですが、『Brift H(ブリフト アッシュ)』のスタッフさんとか写真で見ても渋さの塊ですよね。 職人の世界、シブい。
6.お金がかかるのは初期投資だけ
靴磨きってそこまでお金がかかるわけじゃないけど、試しに始めてみるにはちょっとお金がかかりそうっていう世間的には絶妙に悪いポジションにいると思います。(ぼくだけだったらすいません。。。)
でも、実際にはそんなに費用はかからないもの。
一通り揃えたとしても、
・馬毛ブラシ 1,300円
・豚毛ブラシ 1,000円
・クリーナー 500円(60ml)
・乳化性靴クリーム 900円~2,500円
・靴用ワックス 500円~1,000円
・汚れ落とし&つや出し用の布 無料(使い古したTシャツで代用)
合計 4,200円~6,300円です。
ぼくはワックスは使ってませんので4,000円あればひとまず揃えられることになります。
これでもちょっと高い、と感じた方。いますか?多分いると思います。
もうちょっと分かりやすくしてみましょう。
ブラシは基本的にずっと使える&靴クリームは少量ずつしか使わないので、頻繁に(といっても半年~2年)買い足すものはクリーナーくらいです。
仮に靴クリームとブラシ2本が5年使えて、クリーナーを半年毎に購入したとしたら
5年後の合計額は4,200円(初期投資)+4,500円(クリーナー×9)=8,700円
月に2回靴磨きをするとした場合、5年で靴磨きをする回数は2回×12ヵ月×5年=120回
つまり靴磨き一回にかかる費用は8,700円÷120回=72.5円です。
どうでしょうか?実は一回100円もかかってないんですよ。
一回たったの72.5円でこれだけのメリットを得られるって考えると、実は靴磨きってめちゃくちゃコスパ良いことに気づくと思います。
最後に
なぜ若い人たちに伝えたいか、というと、2つの理由ともう1つ個人的な理由があります。
2つの理由1つ目はメリットでも挙げた、お金がかかるのは初期投資だけということ。
つまりは、始めるのが早ければ早いほどコスパが良くなるということです。
正直ハマってしまうと色んな道具や靴クリームに手を出してしまうのはここでは別の話。
2つ目は普段使うものに愛着を持ってほしいから。
正直若い人、少なくともぼくの周りの若い人は、実家にいる人は親がいるor下宿の人は親から仕送りを受けている、その後ろ盾があるからかモノを大事に長く使う、って意識が薄い気がします。もちろんそうじゃない人もいます。
新しく買ったものだけじゃなく、普段使うモノに愛着を持つことができれば日々の生活をちょっとだけ豊かな気持ちで過ごせる、ということを知ってほしい。これが理由です。
そしてもう1つの個人的な理由が、靴磨きの話をできる友人がいなかったからです。笑
靴の手入れをする人は一定数いるんですけど、本格的な靴磨きをする人は友達には一人もいなかった。
なので靴磨きの話を深いところまでできる人が欲しかったんですよね。
お互いのやり方を教えあったりするのって絶対楽しいはずです。
なのでここまで読んでくれた同年代の人はぜひ始めてみてください!
やる気になってくれた方のために最低限かつ最重要な靴磨きの基本
『ブラッシング』と『乾拭き』について軽く記しておきます。
用意するものは馬毛ブラシと布(専用のグローブの方が便利)だけ。
その日履いた靴をその日のうちに
①馬毛ブラシでブラッシング
②布で乾拭き
たったこれだけです。片足30秒ほどですが、これを毎回やるとやらないでは革の痛み具合が違ってきます。
靴磨きのやり方については、自分のやり方をまた別の記事にする予定です。
最初はつまらないかもしれないですが、そのうち楽しくなってくるはずなので!
ドクターマーチンをすでに持ってる人は特に!靴磨きで長持ちさせましょう!!!
コメント下されば知っている範囲のことはお教えしますので!
熱くなってしまいました。ご清覧ありがとうございました。