更新再開しますパート2
投稿再開しますとかほざきつつ三日坊主どころか一度も投稿しない0日坊主でしたすみません。。。
私事ですが、今月(2021/7)からプログラミングスクールに通い始めました。
昨今のプログラミングブームに乗っかった形になりますが、予定より3ヶほど後ろ倒しになってしまいました。
進捗状況の記録の場として、アウトプットの場として、
スクールに通おうか迷っている方の参考としてもこれから記事をかけたらいいなぁと思うので
再開するかもしれません。
このブログでそのまま書くか、新しく始めるかはわかりません。
余裕があれば、プログラミング関係以外のことも発信するかもしれません。
ではまたよろしくですかもしれません。
可能性残し表現婉曲にんげんより
【お知らせ】更新再開します。たぶん。
お久しぶりです。たらこです。
諸々の理由によりほぼ二年間感くらい全く更新してなかったのですが、
そうしている間に
大学生ではなくなってしまっていてタイトル詐欺になってしまっています大変申し訳ございません。
色々と環境が変わってる&行く予定なので
ぼちぼち更新しつつ
新規でブログを始めようかなーと思っています。
その際にはまたお知らせするので、それまでよろしくお願いします。
最近のいろいろ。(9・10・11月)
ブログ書くことを放棄してもはや最近ではなくなってしまいましたが
9月10月11月にあったこと、撮ったものなどまとめです。
服買わないチャレンジ現状報告
と言っても9月はなにもありませんでした。
しいて言うのなら、
こちらの記事で宣言した『1か月の洋服代を5,000円以下にする縛り』初月でした。
結果は成功。第1回から失敗してたら自己管理できない委員会名誉会長の座に君臨してしまうことになるので、、、
買ったのはGUのテーパードトラウザーです。約2,500円。安。
ダークブラウンのグレンチェックっていうトレンドど真ん中アイテム。
個人的にトレンドのものはプチプラで安く取り入れて、ベーシックで長く使えるものは高くても質のいいものを買うようにしています。
10月度はメルカリでコートを買いました。
買ったのはUNIQLO Uのウールブレンドチェスターコートのカーキ。
今年のモノを見て欲しくなったのですが14,000円と圧倒的オーバーなのでメルカリで去年のモデルを5,500円で買いました。
それでも500円オーバーしてるやん!ということになりますがそれは前月からの繰り越しで相殺ということにさせてください。異論は認めません。
ちなみに10月にHOKA ONE ONEというメーカーのBondi6というスニーカー(約22,500円)を購入しましたが、靴は服と違って
・買う頻度が低い(自分の場合は1年に2足買うか買わないかくらい)
・長く使える
・5,000円以内の靴なら買わない方がマシ
という理由から服買わないチャレンジからは除外しています。異論は認めます。笑
11月27日追記
11月度はLIDnMのバンドカラーチェックシャツ(ネイビー)を購入しました。
価格は約4,500円。セールで半額でした。
写真は到着次第。
撮った写真s
10月に徳島県の大歩危という山の中に行ったのでそこで星空撮影をしてみました。
よく観る星空写真の綺麗さには遠く及びませんでしたが、これはこれで十分満足かなぁという感じです。
ぼくの使っているカメラは一インチセンサーという普及しているミラーレスより小さいセンサーを積んでるのにも関わらず、日中はそんなことを微塵も感じさせない綺麗な写真が撮れますがこういう夜間の光量の限られた中での長時間露光撮影とかになるとさすがに限界かなあと感じました。
あるいは自分が撮るの下手か。たぶんこっちが理由。
星空のほかにも
紅葉。的な写真や
嗚呼、いとをかし。的な写真
エモい。的な写真
丸太。的な写真
などを撮りました。
紅葉の写真は祖谷のかずら橋というところです。
考えた・思ったこと
ここ数年10月は毎年ガッとやる気になって、でも11月にめちゃくちゃモチベーションが落ちるというプチ燃え尽き症候群みたいな状態になってることに最近ようやく気付いて、12月もそのままずるずる過ごして年明けにやる気が回復するという流れなので、今年は12月でなんとか対処法を考えてその流れを食い止めたい。
あとここ2ヶ月弱ブログを全く更新していないにもかかわらずありがたいことに徐々にPVが伸びてきてるのでもっと記事書いてもっとPV伸ばしたい。なと思いましたええ頑張りますとも。
前回はこちら。
最近観てよかった映画『ナイト・クローラー(Nightcrawler)』(2014)
これまである程度まとめて書いていたオススメの映画紹介記事ですが
・記事が長くなって最後まで読むと時間がかかる
・飽きる
・書く方も記事が長くならないように言いたいことを多少削ってる
・飽きる
・観てから時間がたっている映画の内容忘れてたりする
という感じでデメリットが多いので細切れにして、いいな~と思った作品はすぐ記事にしていくスタイルでやっていこうと思います。
そんな新体制第一弾は”ボストンストロング”等のジェイク・ギレンホール主演、2014年アカデミー脚本賞ノミネートの作品『ナイト・クローラー』です。
※部分的にネタバレを含みます 。
※この映画はフィクションです。
ナイトクローラー=事故や犯罪映像専門のパパラッチ
ナイトクローラーとはなんぞや。と普通なるはずなので補足です。
ナイトクローラーとは、
夜の街で事件や事故現場の生々しく刺激的な映像を撮影し、テレビ局に売り込むパパラッチのことだそうで。
実際に活動している方々のことは分かりませんが、この映画で出てくるナイトクローラーたちは皆かなり倫理的思考が欠けている様に描かれています。
撮らないと食えないから仕方ないだろ的な。
感想
そんなナイトクローラーの中でもジェイク・ギレンホール演じる主人公のルーの非人道的さは頭一つ抜けて狂ってて、
文字通り「いい画を撮るためには手段を選ばない」行動で警察にも目を付けられる始末。
なぜそこまでこだわるのか。
もちろん”仕事だから”ということもあるでしょうが、この作品中ではルーが自分のことを語るときにこんなセリフが何度も出てきます。
「私は勤勉で、志高く、粘り強い人間です。」
映画全体を通して、このセリフが肝なんじゃないかと感じました。
健全な方がこの作品を観ると「なぜそこまでできるのか、、、」と幾度もルーの非情さに頭を抱えることになると思いますが、このセリフがすべての説明になります。
完璧主義者なのでしょう。
自分の望む結果を求めるあまり、その他の大事なことが見えていない。
自分も完璧主義的なところがあるので、教訓的に感じた作品でした。
クラファン発のイヤフォン。『INAIR m360』は耳掃除イヤフォンだった。
どうも、イヤフォン沼にハマった男たらこです。
JVCのFX850というイヤフォンのおかげで沼から一度脱出したもののまた戻ってきました。
今回はインイヤースピーカーと銘打たれた一風変わったイヤフォンを買ってみました。
こちらは購入後一週間ほど使用してみた感想の記事となっております。
どんなイヤフォンなん?
詳しいスペックや技術的要素はHPやe-earphoneさんの製品ページなどご覧ください。
簡単にいうと、ドライバーと呼ばれる音を出す部品がより鼓膜に近い位置かつ、全方位に対して鳴るのでスピーカーのような音の鳴り方をするというイヤフォンです。
もっと簡単にいうと、いままでのイヤフォンとちょっと違う構造したイヤフォン。
最上級に簡単にいうと、結局イヤフォンです。
実はこちらの製品クラウドファンディング発で、支援総額はなんと目標金額の3800%という驚異的数字を出してるんですね。
かなり話題になったので、ご存知の方も多いと思います。
で、どうなん?
オーディオマニアの方や、専門店のスタッフの方々が詳しいレビューをしてくださっているので、ぼくはイヤフォンを評価するうえで大事な音質とこの製品のウリのひとつである装着感に限って述べたいと思います。
【音質】
色んなところでも言われてますが、低音に関してはぼくも”弱い”と思いました。
ブーミーなドンドコではなく、完全にタイトめ・引き締まっている系の低音です。
中高音に関しては見た目通りで抜けがいいです。が、こちらも少し弱い気がしました。
(あくまで比較してですが)高音が伸びていくのではなく、聞こえなくなるタイミングが早いと感じます。
ただ、ボーカルには強いです。抜けのよさが際立ちます。
音質のみの評価からだとこの製品の10000円前半の価格帯ではなく5000円前後の価格帯程度だと感じました。
【装着感】
続いて、この製品のウリのひとつでもある装着感について。
このイヤフォン装着の仕方がちょっと変わっていて
こんな感じで装着しないと、本来の実力を発揮できないです。
ですが、この状態で数十分つけていると馴染んできて
本体の軽さも相まって
つけていることを忘れるまではいかないにしても
つけてることが全く気にならないくらいにはなります。
※ぼくの感想です。
装着感の総評としては
開放型ならではの閉塞感のない軽やかな着け心地で、かなりイイです。
肝心の「スピーカーのような音」について
ぼくは同じくスピーカーの様な音を鳴らすB&WのP7というヘッドフォン(実勢価格40000円程度)を持っているのですが、確かに同じような音に聞こえます。
こちらはイヤフォンなので音場も広い訳ではないですが、価格差を考えれば「スピーカーのような音」としては合格点だと思います。
意外なところメリットが。
スピーカーの様な音、軽快な装着感、とこのイヤフォンに対して感じたことを書いてきましたが、実はもう一つメリットがあります。それは…
耳垢をとって綺麗にしてくれる!!!!
いや、公式では発表されてないのですが、おそらく意識されているのでしょう、耳掃除をさぼりがちな面倒くさがり屋さんでも、このイヤフォンで音楽を楽しんでいるだけで自然とスポンジが耳垢を絡めとってくれます。
とれた後はスポンジについた耳垢をかるく掃うだけ。
耳垢が取りはらわれることで音楽もよりクリアに聞こえるようになる。
実に合理的です。
ということで、タイトルにもある通り『inair m360』のぼくの中での位置づけは、インイヤースピーカー兼耳掃除イヤフォンになりました。
ではではっ。
『1年間服買わないチャレンジ』に挑戦します。
こうやって外部に晒しでもしないと出来ないダメ人間なので、完全に自分用の決意表明です。
急にどうした?
借金してまで欲しい服を買ってしまうほど服が大好きなぼくがなぜ
1年間服を買わないことを決意したのか。
それは
そのお金を別のことに使ったらどうなるのか?という
単純な疑問が浮かんだからです。
何をするにも基本的にお金が必要な社会に生きているからには、お金がないとしたいと思ったことが出来ない(やりずらい)んですよね。当たり前ですが。笑
いままでお金が無くて諦めてきたこと、時間がかかったことは誰でもたくさんあると思います。
ぼくもたくさんあります。
周りの友人と比べても経済的に恵まれているわけでは決してなかったので、それが
めちゃくちゃ悔しい時もありました。
ただそんな状況にも関わらず服にたくさんお金をつぎ込んでそれ以外のことに使えるお金が無くなってました。
服に好きなだけお金を使ってもまだまだ経済的余裕がある場合ならまだしも元々そんな余裕のないヤツが何してんの、と思い実験的にやめてみることにしました。
マイルール
とは言っても色々考えた結果いきなりパタンと止めると買いたくなった時に精神衛生上良くないと思ったので、ここまではOKというルールを設けました。
- 1ヵ月につき1着は買ってもよい
- 買う場合は5000円以内のモノ
- 買わなかった月分の金額は繰り越し可
- 購入時点での使用可能金額を超えた買い物をし、それ以降の月での帳尻合わせは不可。
- 生活上必要な衣類は除く
1ヵ月につき5000円であれば他のことに使える金額を圧迫することはないと思うのでこのようなルールにしました。
何かルールの変更やこのチャレンジによって気付きがあれば書きます。
ではでは~!
最近観た映画の中からおすすめの作品を紹介してみる。(2018年第2期版)
ぼくのブログの中でもよく見られているのがこちらの記事。
こちらを書いてから約三ヵ月経って新たに40作品観たのでその中からおすすめのモノをただただreccomendしていきます。
つまりPart2やりまっせってことです。
かなり語ってしまったので少しだけ気合をいれて頂いた方がいいかもしれません。
あ、今回もネタバレを含んでますのでご注意ください。
今回の対象作品
- フィフティ・シェイズ・ダーカー(Fifty Shades Darker)
- ラブソングができるまで(MUSIC AND LYRICS)
- 南風(なんぷう)
- ラストベガス(LAST VEGAS)
- メン・イン・キャット(Nine Lives)
- アバウト・タイム 愛おしい時間について(About Time)
- エブリバディ・ウォンツ・サム‼世界はボクらの手の中に(Everybody Wants Some)
- キューティ・ブロンド2/ハッピーMAX(LEGALLY BLONDE 2)
- ボストンストロング ダメな僕だから英雄になれた(Stronger)
- バレンタインデー(VALENTINE'S DAY)
- アロハ(Aloha)
- 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
- ヱヴァンゲリオン新劇場版:序
- ヱヴァンゲリオン新劇場版:破
- ヱヴァンゲリオン新劇場版:Q
- のみとり侍
- モリーズ・ゲーム(Molly's Game)
- レディ・バード(Lady Bird)
- Re:LIFE リライフ(The Rewrite)
- ラブ・アゲイン(CRAZY,STUPID,LOVE)
- スリー・ビルボード(Three Billboards Outside Ebbing,Missouri)
- ダーティ・グランパ(Dirty Grandpa)
- はじまりへの旅(Captain Fantasic)
- 聖トリニアンズ女学院 史上最強⁉不良女子高生の華麗なる強奪作戦(ST.TRINIAN'S)
- ベイビー・ドライバー(Baby Driver)
- 聖トリニアンズ女学院2 不良女子高生たちの最悪ミッション!パイレーツの秘宝をねらえ‼(St Trinian's 2 The Legend of Fritton's Gold)
- 真夏の方程式
- 百万円と苦虫女
- 新宿スワン
- 深呼吸の必要
- 駆け込み女と駆け出し男
- 南国料理人
- そして父になる
- おとなの恋の測り方(Un homme a la hauteur)
- ティファニーで朝食を(BREAKFAST TIFFANY'S)
- ストロベリーショートケイクス
- 二重生活
- マンチェスター・バイ・ザ・シー(Manchester By The Sea)
- 未来のミライ
- オーシャンズ8(Ocean's Eight)
こんな感じでした。観た順です。
40作品中、映画館鑑賞は6作品だけ。
『ファントム・スレッド』とか『男と女、モントーク峠で』とか『30年後の同窓会』とか『wonder 君は太陽』とか『正しい日、間違えた日』とか見たかった。
観た方いたらぜひ感想聞かせてほしいですお願いします。
これからので言うと、『カメラを止めるな!』とか『ポップ・アイ』、『インクレディブルファミリー』、『ペンギン・ハイウェイ』とか観たいですね。
今回のオススメは全7作品です。
『アバウト・タイム 愛おしい時間について(About Time)』
行きつけのTSUTAYA旧作レンタルのドラマジャンルでずっと1位だったのでひねくれ者のぼくはずっと観ず嫌いしてましたが、観た感想はこりゃ売れるわって納得させられました。
設定は主人公ティムの家系に産まれた男は代々タイムトラベル能力がある、というファンタジー感満載。
その能力を使うことで初めはやり直せるから失敗を軽く見てしまうのですが、物語が進むにつれて逆説的に一瞬一瞬の大切さを実感していく、そんなお話です。
最後の方は名言のオンパレードかというほど出てくる言葉一言一言が深いので、そこも注意してみて頂きたい。
ぼくが気に入っているのはこの一節。
”今日一日をもう一度そのまま繰り返してもいいと思えるほど一生懸命過ごそう”
(メモし忘れてたので少し違うかもしれませんが、ニュアンスはこんな感じ。)
色彩の薄い感じ、舞台はイギリスなんですが北欧っぽいスローライフな感じも相まって雰囲気勝ちしてるだけでなく、ストーリーもしっかりしていて設定が現実味ないにも関わらずかなり感情移入しやすい作品なんじゃないかと思います。
忙しく生きてると忘れている感覚を思い出させてくれる、そんな映画です。
『ボストンストロング ダメな僕だから英雄になれた(Stronger)』
劇場鑑賞作品6作のうちの1つ。
ボストンマラソン爆弾テロ事件という2013年4月に実際に起こった事件を題材にした映画です。
ぼくはこれを見た後に知ったのですが、実は『パトリオットデイ(Patriots Day)』っていうこの事件を題材にした映画が2年くらい前に先に公開されてたみたいです。
多分全く知らないか、チラッと予告観てフィクションのよくあるアクション映画だと認識して気にかけてなかったんだと思います。情報のスピード感こわい。
ちなみにこのボストンストロングは事件が起こってからの出来事を描いてますが、パトリオットデイは事件の発生から顛末までを描いてるので両方見ても楽しめそう。
前置き長くて頭でっかちになってしまいましたが本題。
あらすじとしては
実話を元にしてるだけあって人間の感情がものすごくリアルに出てます。良い部分も嫌な部分も。
主人公のジェフは恋人の(別れたり復縁したりで事件当時は付き合ってはなかったみたいですが)エリンのゴールを見届けるため(自主的に)応援しに来ていてそこで不運にも爆発に巻き込まれてしまいます。
身体的にダメージを受けたのはジェフですが、精神的にダメージを受けたのはむしろ自分の応援に来たせいでジェフが事件に巻き込まれてしまったエリン。
自分に責任を感じ彼を介護していくのですが、徐々に体と精神を疲弊していきます。
でも自分を責めているエリンは途中で投げ出せない。考えただけでめっちゃ辛い。
しかもタイトルにもダメな僕だからとある通り、いやそれ以上に序盤のジェフがダメダメすぎて、「ダメだけどそんな状態だから何も言えない」的な感じで周りを疲弊させてしまって、誰も悪くないのに誰も報われない状況。
そんな状況からジェフが前向きに強く生きるように変化していくことでどんどん状況が良くなっていく、そんなお話です。
とにかく人の感情がリアルに出てくる映画であるとともに
”前向きに生きる”ことの影響を感じられる映画だと思います。(クソ真面目)
『”エヴァ”シリーズ』
いまさら感強いですが、いつも担当してもらっている美容師の方がかなりのアニメオタクで、説明がめちゃくちゃ上手くて誘導されたのでアニメ版から全部見たのですが、ホント話の練りこみがすごい。
伏線がこれでもかってくらい張り巡らされてて、でもそれが明確に回収されることが少なくて一周観ただけだと謎しか残りません。
今でこそネット上に鋭い考察が転がってるのである程度理解はしやすいですが(ぼくもだいぶお世話になりました)エヴァシリーズは何十回と観て自分であれこれ考察して楽しむ作品だと思います。
ただのロボットアクションアニメだと思って観ないでいる方も多いと思います(ぼくも)が、実際アクションより登場人物の内面の描写に重きを置いていて、どっちかと言うとドラマの要素が強いです。それも観てるこっちがしんどくなる位の。
つい最近ヱヴァンゲリオン新劇場版第四弾にして完結作の公開もが2020年に決まったので、まだ観たことがないという方に強くオススメしたい作品です。
『スリー・ビルボード(Three Billboards Outside Ebbing,Missouri)』
ある田舎町で起きた少女強姦放火事件。
その被害者の母が解決してくれない警察に業を煮やして、3つの看板に自費で広告を出し、それによってさまざまなところに影響を及ぼしていく、そんなお話です。
この映画、ハッピーな場面は全く出てきません。
初めから終わりまでずーっと陰湿で暗くて哀しい感じで進んでいきます。
とくに主人公であるお母さんがこの世のすべてを恨んでいるような感じで、八つ当たりとも言えるよな言動、行動で周りを巻き込んでいるのですが、「娘を殺されたんじゃ仕方ないよな」的な雰囲気で誰も強く言ってあげれない。
観てる側もまさにそんな気持ちになるくらい。
ただ心の中では警察がちゃんと調べてくれているのも急かしても何も変わらないことも理解していて、
その気持ちと理性の矛盾に物語の進行とともに折り合いをつけていく、そんなお話なのかな、とぼくは感じました。
いろいろな要素が複雑に絡みあっているので決して一言で表せる作品ではないですが。。。
絶賛されるのも大納得の作品です。
『はじまりへの旅(Captain Fantasic)』
はい、今回のNo.1はこちらです!
前回の記事では『15時17分、パリ行き』が2018年No.1になりそうと言いましたが、それすらも超えておそらくこの作品が2018年個人的No.1映画になると思います。
それくらい最高の作品です。
興奮してしまいましたが内容はというと
ジャングルの中で生活をしている8人家族のお母さんが病気で亡くなってしまい、葬式のために街を目指して旅をする、というお話です。
主人公はお父さんベンとその子供たち6人だと思います。若干ベン目線で作られてますが。
ベンとお母さんレスリーはもともと街育ちで不便はないのですが、子供たちは初めて街に出るわけで当然戸惑うことばかり。
ただジャングルで育ったからと言って教養がない訳ではなく、むしろ学問的教養は超高水準。でも社会的な生活に必要な教養は全くないので浮いてしまいます。
ぼくたちが普段自然にしていることが、人間の自然的な活動からするとどれだけ不自然なことかを気付かせてくれたりします。
そして亡くなったレスリーは仏教派で、遺言書には火葬を望んでいる(しかも遺灰を街にある公衆トイレに流してほしいと。)と書いているのにレスリーのお父さんジャックはキリスト教徒でそれに猛反対。
そもそもジャングルでの生活にも反対していたようでベンとは対立関係にあったジャック。
葬儀への参列を拒まれてしまうだけでなく、将来のためという口実で子供たちをも引き取とられるベン。
子供たちも街に出てきたことでベンに不満を持ち始め1人になってしまいます。
(その後のカットでいままで7人で乗っていたトレーラーを一人ぼっちで走らせる画が流れるのですが、ほんと泣きそうになります)
結局子供たちは戻ってきてレスリーの希望も叶えられることになるのですが、火葬をしているときに家族全員で大演奏大合唱をするシーンがもうほんとに素晴らしいです。
悲くてたまらないはずなのに
母親のために最高にハッピーに送り出してあげる、という家族の愛。
これ書いてるときも思い出して泣きそうになりました。
『モリーズゲーム(Molly's Game)』
すごく王道なクライムサスペンスかと思いきやこの映画、ノンフィクションです。
しかも悪者の話じゃありません。
こんな生き方をしたいと思わせられるほどのヒューマンドラマです。
賛否両論あるかと思いますが、ぼくはこの映画の予告による刷り込みはすごいと思います。
完全に主人公のモリーを悪者だと思ってましたもん。やられた。
この映画は見どころがほんとにたくさんあって、モリーの挫折、そこからクラブでの成功、逮捕、逮捕後のモリーの闘い、とストーリー上の見どころだけでも4つ。
そこにさらに実話ならではのリアリティ、ポーカークラブの客の心理戦の緻密さ、セレブ感、モリーの内面(とくに父親という存在の認識については注目です!)などなど。
140分と長めですが、普段90分以上の映画だと観るのをためらうぼくでも全く飽きさせることなく観れました。
集中して脳みそ回転させて観て頂きたい映画です。
ちなみに監督は「ソーシャルネットワーク」のアーロン・キーソン。今作でもセリフ量多くて構成がすごくロジカルです。
『二重生活』
今をときめく菅田将暉さんも出演しているこちら。
これは万人にオススメな映画ではないのですが、個人的に良かった&マイナーな感じであまり知られてなさそうなので。
あらすじとしては、哲学系の大学院の二年生で卒論で何を書くか決まらず自分が何者なのかもわからずにいる女性が、教授に助言をもらいに行くと尾行しなさい(^ω^)と薦められ”自分を何者かを考えるために”赤の他人を尾行するというお話。
最終的に尾行したことで何かを理解して卒論を書いたとこで終わるんですが、尾行の対象(とくに2人目)にいろいろイレギュラーで自分なら余計に混乱してしまうと思う。笑
この作品からぼくが受けた印象としては、シンプルだけどよく練られてる、って感じです。
休日、1日中ダラダラする日の15時ごろに軽~く観たらちょうどいいんじゃないかと思います。